音楽がだいすきで苦しいな2

苦しい!たかが音、されど音、侮れない、私はアウトプットできない人だけれど人並みに音楽を聴くことが好きで苦しくて、時々まるで、全校生徒の前で生徒会役員選挙立候補演説をする10秒前みたいな感じになります。お気づきの方もいるかと思いますが私は典型的な考えすぎ人間です。考えなくてもいいことをずっと考えて誤解するような、そんなところがあります。そう思いながら読むときっと楽しいと思います あとよく言ってる話だから聞き飽きたひともいるかもしれない^^

 

   前回、音楽が大好きで苦しいなという記事を一本書きました。嘘ではないんだけどなんだか音楽ってのは基本みんな好きなような気がして、だって趣味は何ですか?の問いに関してかなりの高確率で音楽鑑賞がヒットするし、音楽鑑賞は何かをしながらもできる。音楽鑑賞って、立派なひとつの行為のはずなのに、なんだかモヤモヤする...

 

   私はいつも、新学期になると頭を悩ます問題のひとつ(新しい人に会った時も然り)に、自分の趣味がうまく口に出して表現できないみたいなそんなことがあります。なんだか新学期というのは自己紹介の機会が多くって、毎回焦っているような気がして、そこは無駄に真面目で本当に趣味といえるぐらいやってるものじゃなきゃダメだとかそんな風に硬直して、いつもドキドキしてる... 取り越し苦労だってのはわかってるし考えてみればあるんだけど、毎回そんな感じです。ちなみに最近決めたんですが私の趣味は外国語学習です。好きだからです。上手じゃないけど。今年はフランス語をはじめました~~~~~^^!!!

 

 本題に戻すと、私はよく趣味は音楽鑑賞です(映画鑑賞みたいなノリで)ってのをよく聞くけど、そういう人たちってどうやって音楽を聴いているのか、音楽に対するどんな思いを持っているのかとか、そんなことを軽々しく聞いたあかつきには そんなん、とても感じが悪いから聞けないけど、音楽鑑賞というのはこの時代基本自分を含めた誰でも出来て、すぐ始められるからこそその手軽さがなんだか淋しかったりするなあとつくづく実感します。サブスクリプションYouTubeがない時代、音楽ってのはそんなに四六時中きけるものではなかったはず.... レコードやCDを買って聴くかラジオを録音するかみたいな、録音している間にお母さんが「ご飯だよ!!!!」なんて大きな声で言うからその声がはいっちゃって、あーもう折角全部録れるとおもったのにい!さいあく!みたいな

 音楽を聴くことがあまりにも簡単になりすぎた今、電車に乗ればイヤフォンをしていない人の方が多いんじゃないかってぐらいのそんな世の中で音楽鑑賞というものをどうやって位置付けるかは人それぞれだと思うので、あまり深堀りしないようにしたいと思います。ただ、音楽鑑賞を趣味の一つとするのに歯触りが悪いと感じてしまう原因のひとつに、この音楽鑑賞の手軽さというものがのがあるような気がします。と言いつつ私は恩恵を受けまくって一日中Spotifyを使って音楽を聴いています。いや、なんだよ。だって月500円で正しく音楽が聴けるんだもん...

 

 で、ここまでが前置きです。小論文の序論だったら完全にアウトな分量です。

私は音楽が大好きで苦しいんです。人と比べて私の熱量が多いか少ないかの問題では決してなく、自分の中にある大好きのキャパシティーを超えてしまって苦しいんです。ひとつ言っておくとこれはネガティブな感情ではなく口角は最大級に上がった状態での、苦しいを言っています。

音楽を作る人の話を聞いたとき、一曲作るのにどれだけエネルギーと、時間を費やしたか聞いて、すばらしさに気づいたとかまあそんなこともあったけど、そういうことではなくただ純粋に好きです。振動が音になって、旋律になって組み合わさって言葉を吹き込まれたりコンピュータで加工を施されたりして、ぞれが自分の耳を通じて体に染み渡ってるのがなんかすごいなとは思う。アートだと思う、可視化されてないのに見える気がする、凄い芸術だなと思います。アートなんだけどね。時々、忘れそうになることがあるから。。。これは前の記事でもいったっけ。たぶん誰も覚えてないからいいよね!

 音楽を通して、これは本や映画やいろんなことにも同じようなことが言えるんだけどその人自身や好きなものだったり時代が見えるのもすごくいいと思うし、そうやってはるか昔から時代背景や人間の生き様をダイレクトに反映してきたからこそ等身大で自分の好きな世界観に浸かることができるのが、なんといっても一番の推しポイントです!

 何かをしながら音楽が聴けるようになって、普段通りの何気ない時間が音楽によって特別なものに変身したり、頑張るための起爆剤になったり、気づいたら生活は音楽無しでは成り立たないなんて言ったら言い過ぎかもしれないけど、そんなぐらい四方八方から音楽が聞こえてくるそんな今、音楽が私たちに与えてくれる恩恵といったら、計り知れないなあと感じました。これは言っとくけど音楽に関する講義を受けた後の感想じゃあないよ。寝る前に大好きな曲を聴いて今日は散々だったはずなのにいい日だったような気がしたり、恋をした瞬間に自然と体が甘い曲を好んだり、サンセットや広い星空を見ながら音楽聞いてただそれをみつめてその壮大さに焦点があったり、深夜にスケボーして、スモーキングチルしながらヒップホップきいてキマったり、シティポップと高速道路でどこまでも行ける感じがしちゃったり、卒業式泣かないつもりだったのに歌のイントロ聞いたら涙が出ちゃったり、その人が大好きだった曲をきいて会いたくなったり、マリオカートの最終ラップ音楽のBPMが上がるから焦ったり、YUIのSUMMER SONG聞いていつでも夏になれたり、何十年も前の学生時代に聞いていた曲を聴いただけで芋づる式に思い出がよみがえって止まらなくなっちゃったり......まあそういうようなことじゃないかな?違うかもしれないけど。。

 

 

 私は自分の好きな音の感じのやつをジャンル問わず色々聞く人なのでなにがすき?!と聞かれるとちょっと困っちゃうんですけど、そのある程度好きなまとまったミュージック、とそれを取り巻くカルチャー丸ごと好きです。R&Bやヒップホップ、シティポップはもちろん大好きだけど(別に詳しいわけでも熟知してるわけではないよ!have fun)、ひとつ挙げるとしたら80-90年代が大好きで、あの希望に満ちた感じとか有限だけど無限大、みたいな解放感とか、経験してない分自分のわかる範囲のいいとこしか知らないけど、音楽を通じてその時代に少し触れることができたと思えて、それがすごくうれしくて!当時の人たちが聴いていた音楽を3,40年先の2020年に同じようにではないかもしれないけど聞けて、大好きになれて、こんな風に間接的にだけど共有ができて幸せだな~えっとこれはこの前午前4時にしみじみ感じたやつです。私は薬師丸ひろ子がどうしても好きですが興味がある方はお話ししてください。

 

 

 

音楽が持つすさまじいオーラに圧倒されて苦しくなりました。というはなしでした。前途のように私は音楽を受け取る側の人間でしかなく(たまに楽器を演奏したり、電子機器を使って音で遊んだり鼻歌程度に(笑)歌ったりはするからその点では受け取るだけではないとは思うけど)自分でアート作品を生み出すことはしていないけど、受ける立場としてそれを絶え間なく生み出してくれる方々に本当に感気持ちでいっぱい....ありがとうございますこっちは苦しいぐらい楽しいよ。

 

専門的な知識を持っているわけでも特段詳しいわけではないけど並みに音楽が好きなので書いてみました。ここまでご精読いただきありがとうございます。何か言いたいことがあればメッセージください!文字を書くことが好きなのでまたこうやって長い文章を書こうと思います!最後に、ちょうどいま聞いている音楽を書き記して終わりとさせていただきます。 Monday-by Kota the Friend